相続のまめ知識
相続税の基礎控除が4割削減
平成27年1月1日以後の相続から基礎控除額が4割減少します。
現在、亡くなった方のうち相続税を納付しているのは、全国で4%程度となっています。しかし、改正後、全国で7%程度になる見込みです。特に、東京都内では20%程になると予想されています。
注)相続による課税遺産総額が基礎控除以下であれば、相続税は課税されません。
なお、基礎控除を超えても申告による特例の適用によって納税が免除される場合があります。
●改 正 に よ る 税 額 比 較
基礎控除の引下げにともない相続税が増税になります。
平成26年以前と平成27年以降で相続税額を比較した表です。
数十億の財産を持っている人よりも、財産が2億円程度までの方が、税制改正による影響を大きく受けやすいことが読み取れます。
<ポイント!>
相続財産が多くない人ほど税金負担率が増加傾向にあります。まずは、持っている財産の相続税評価額を把握されることをおすすめします。
2014年8月 ファイナンシャルプランナー福本和佳子 監修 税 理 士 福本 貴(税理士法人 アスタクス)
2014-08-25 | Posted in 相続のまめ知識 | No Comments »
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